彼氏がどう考えてもバレバレの嘘をつきます。理解できません


  • お悩み:彼氏がどう考えてもバレバレの嘘をつきます。理解できません
  • アドバイス1:悪い癖は、本人がよほど反省しない限り直らない
  • アドバイス2:彼が嘘をつく原因が自分にないか、振り返ってみる必要はある
  • アドバイス3:なんでもかんでも知ろうとしすぎないことも大切

ときどきバレバレの嘘をつく彼氏に対して、うんざりしている相談者さん。そこで今回は、彼氏が嘘をつきがちな場合の対処法についてお話しします。

お悩み:彼氏がどう考えてもバレバレの嘘をつきます。理解できません

お悩み:彼氏がどう考えてもバレバレの嘘をつきます。理解できません

■綾子さん(31歳、販売)のお悩み
私の彼氏は、ときどき小さな嘘をつきます。実家に帰ると言っていたのに、実は男友達と一晩中飲んでいたとか、禁煙しているのにこっそり吸っていたとか、遅刻の理由を電車遅延だと言い張るとか、その程度のことです。

隠すのが下手すぎて、私はすぐに気づいてしまい、うんざりします。

どうせ隠すならもう少しうまく隠してほしいし、隠せないなら変な嘘はつかないでほしいです。どうしたらいいでしょうか。

アドバイス1:悪い癖は、本人がよほど反省しない限り直らない

アドバイス1:悪い癖は、本人がよほど反省しない限り直らない

結論から申しますと、基本的に嘘をつく人は直りません。

なぜなら多くの場合、常習的に嘘をつく人はそれが小さな嘘であれ大きな嘘であれ、嘘をつくことに慣れすぎてしまっていて、罪悪感がないんですよ。

つまり、自分で悪いことをしているという自覚がないんですね。

それから「癖」と名前のつくものは、自分でその行いをすることが恥ずかしく悪いことだと思って直そうと努力しない限り、直りません。たとえば、貧乏ゆすりをする癖、爪を噛む癖、さらにいうと女癖もです。

それは嘘つきと呼ばれる人も同様で、「嘘をつく癖」になるんですよ。

嘘つきと呼ばれる人の多くは、それが恥ずかしいことだとも悪いことだとも思っていないので、だから直らないんですね。

アドバイス2:彼が嘘をつく原因が自分にないか、振り返ってみる必要はある

アドバイス2:彼が嘘をつく原因が自分にないか、振り返ってみる必要はある

ただ、彼の場合は少し違うようで、嘘つきというわけではなさそうです。なぜなら、ついている嘘が彼にとっては言いにくいことだからなんですね。

実家に帰ると言っていたのに、実は男友達と一晩中飲んでいたのは、そのまま伝えると、何か悪いことをしていたのではないかと疑われそうで言いにくい。禁煙しているのにこっそり吸っていることがバレると、自制心がなく格好悪いと思われそうだから言いにくい。電車の遅延を遅刻の理由にしておかないと、自分が責められそうで言いにくい。

つまり、本当のことを伝えたら疑われたり、幻滅されたり、怒られたりしそうだから嘘をつくんです。保身のための嘘ですね。

というか、彼にとっては嘘をついている自覚がなくて、どちらかというと「隠す」という意識なのかもしれません。

なぜ、こういうつかなくてもいい嘘をついてしまうのかというと、過去の恋愛経験が関係していることがよくありますね。

何も悪いことしていないのに疑ったり、勝手に決めつけて呆れたり、些細なことでいちいち怒ったりするような女性と付き合っている男性は、高確率でいろんなことを隠すようになります。

ちなみにこういった行動をする女性は、過度の束縛をしているケースが多いです。

せっかく本当のことを言ったのに、嫌な思いをしたり傷ついたりした経験が積み重なると「コイツに言ってもどうせわかってもらえない」という意識が芽生えてしまうんですよ。

その相手と別れたあとも、この思い込みは尾を引くことがよくあり、次の交際相手が束縛しない女性だったとしても「本当のことを言ってもどうせわかってもらえない」と思って隠すようになるんですね。

これはあくまでも一例ではありますが、相手が嘘をつくようになった原因は過去だけじゃなくて、現在の恋人が原因である場合ももちろんよくあります。

なので認めたくないかもしれませんが、自分にも非があるかもしれないと疑ったほうがいいです。

相手の非をとがめることは誰にでもできます。しかし、いくら相手が悪かったのだとしても、「もしかすると相手をそうさせてしまったのではないか?」と自分の非がないかを確かめることは必要なんですね。

たとえば職場で「文句があるなら直接言いに来い」という上司がいます。しかし、「言えるもんならとっくに言ってるよ」と思う部下のほうが多いわけじゃないですか。

つまり、この上司は言いづらい雰囲気を作っているという自分の非を分かっていないんですよ。恋人に嘘をつく人もそれは同じなんです。

もちろん、嘘をついていい理由はないのでそれを踏まえた上でお話させていただきますが、相手が嘘をつくのはそうするに至った理由がかならず存在するんですよ。

綾子さんは、「隠すならもう少しうまく隠してほしい」「隠せないなら変な嘘はつかないでほしい」という思いがおありのようですが、これは僕も同じことを思います。

ただ、彼にとっては「わかってるけど、それができれば苦労しない」と思っている可能性があるんです。

綾子さんは彼の嘘や隠し事にすぐ気づいてしまい、うんざりするということですが、そのときに自分がどういう態度を取っているのかよく考えてみてください。

もし、彼を責めているのだとしたら、余計に本当のことを言いづらくなるし、言わなくても態度がうんざりしていたのだとしても、やっぱり言いづらいです。

どれだけこちらが正しいと思っていることや正論であっても、相手が正してくれないのは「そうできない理由」がかならず存在します。

相手に正してほしいことがあるなら、まずは「そうできない理由」を汲み取ることが大切。

その理由が、過去の恋人のせいなのか自分のせいなのかは、やはり踏み込んでみないとわからないことです。たとえばこのように。

「ちょっと話したいことがあるんだけど、いいかな? どうしてつかなくていい嘘をついたり、どうでもいいことを隠したりするの?

ごめんだけど、私はそういうのわかってしまうから、隠すならもっと上手にやってほしいし、それができないならしないでほしいんだ。これはけっして責めてるわけじゃないから、そこは勘違いしないでほしい。

でも、本当のことを言いづらい空気を私が作っているんだとしたら、それは直さないといけないし、謝らないといけない。もしかしたら、私の言い方と聞き方とか悪かったんじゃないかなって。

そうじゃないんだとしたら、他に理由があれば教えてほしい。大事なことだからちゃんと知りたいの」

彼がどう答えるかはさておき、今まで保身のための嘘をついていた人がいきなり正直者になることはほとんどないので、時間はかかると思っておいたほうがいいでしょう。

アドバイス3:なんでもかんでも知ろうとしすぎないことも大切

あと、世の中には「自分をすべてオープンにするのは嫌だ」という人も結構多いので、「なんでもかんでも知ろうとしすぎない」ことは大切ですね。

こういう人は、別に悪いことややましいことをしているわけじゃないけど、知ろうとされすぎると息が詰まるというタイプの人です。

とくに、どこどこに行った、誰々と会ったとか、行動に関することです。

「やましいことがなければ堂々とできるはず」というのは、自分をオープンにできる人の意見で、全員がそうできるわけじゃないという事実があることも、忘れてはいけません。