夫婦の価値観の違いはこう乗り越えよ!

価値観が合うと思って結婚しても、実際には夫婦間に価値観の違いが生じることは多々あること。その不一致に気づいてしまった時、どうすれば相手を理解し、問題を乗り越えることができるのでしょうか?今回は、生活の中で価値観の違いを感じた時の対処法を解説します。

夫婦間の「価値観の違い」が大きな離婚理由に

夫婦の価値観の違いを乗り越えるには夫婦の価値観の違いを乗り越えるには

離婚・カップルカウンセラーの岡野あつこです! さて、離婚理由の三大不一致とは、何でしょう? 性格の不一致、性の不一致、そして価値観の不一致です。今回は3つめの夫婦間における「価値観の不一致」について考えてみたいと思います。

■夫婦が「価値観の不一致」の壁にぶつかる時

  • 結婚式・新婚旅行
    両親・親族との付き合い方、流儀・マナーなどの違いが明るみに。
  • 妊娠
    どれだけ夫がいたわり協力してくれるのか、初めての妊娠によって不安な妻には大きな問題だが。
  • 出産
    出産時、立ち会って欲しい妻に立ち会いたくない夫、立ち会いたい夫に立ち会って欲しくない妻。
  • 育児
    仕事と育児のバランスの取り方でお互いに不満が噴出することも。
  • 住まい選び
    家を購入する際、郊外か街中か、親と同居か別居かで対立。
  • 子どもの教育問題
    お受験の是非、学校選びのポイントから、子どものお小遣い額や門限まで。
  • 妻の仕事再開
    仕事を再開したい妻に家にいて欲しい夫、また妻に仕事をして欲しい夫に家にいたい妻もあり。
  • 夫の転職・独立
    転職したい夫に定年退職まで現在の会社で働いて欲しい妻、独立開業しようとする夫に反対の妻。
  • リタイア後の生活
    都会生活を送りたい妻に田舎暮らしがしたい夫。妻と旅行がしたい夫に夫となら行かない方がマシな妻。

夫婦はそもそも「価値観」については、ある程度合っていたから結婚まで辿り着いたはずです。しかし、夫婦には子どもを持ったりする環境の変化の中で、初めて出会う出来事が次々とあります。この出来事によって、「えっ? あなたってそんな価値観を持っていたの?」と、その不一致に気づかされてしまうというわけです。

価値観の違いを乗り越えるには、なにが価値観を形成したのかを知る

相手の価値観はどのように形成されたのか相手の価値観はどのように形成されたのか

人間は様々な価値観を持っています。その価値観には、「まぁ、これに関してはあなたに合わせられるよ」という緩いものと、「これだけは何があっても譲れない」というこだわりのある価値観と2通りあるのです。この後者の価値観が、夫婦の間でまったく違ってしまった時、あるいは違っていたことに気づいた時、大きな壁にぶつかるというわけです。

私は、価値観の不一致が原因の離婚相談を受けている時、どうしたら離婚の危機に瀕している夫婦をやり直しさせてあげることができるか考えました。そして「これだ!」と編み出したのが、「パートナーのルーツを探れ」大作戦! 夫婦それぞれが大人になるまでのあらゆる項目について書き出してみるのです。それと照らし合わせて、その問題となっている価値観を形成するに至った理由を知りパートナーへの理解を深めるのです。

■「パートナーのルーツを探れ」大作戦!

  • 両親の生年月日、職業、両親それぞれの性格・教育方針、家庭の経済状態、食生活、同居家族、兄弟構成……。
  • パートナーの出身地、育った場所と様子、性格の長所・短所、血液型、学歴、病気・怪我の様相、塾・習い事、得意科目・スポーツ、趣味……。
  • 大きな出来事、ショッキングな出来事、感銘を受けたこと、子どもの頃の夢、現在の職業を選んだきっかけ、旅行歴、尊敬する人、大切だったもの、飼っていた生き物……。

例えば、「夫がケチで節約家なのが許せない。これも価値観の不一致だわ」という妻がいます。夫のルーツを探ると、子どもの頃父親の事業の失敗により大変な苦労をして育っていたことがわかる。「お金に苦労してその大切さが身に染みているから、うるさく節約するのだわ。それなら夫を理解できる」というように。

問題となっている価値観を形成するに至ったルーツを探ることで、パートナーを理解できるようになる場合もあるのです。夫婦の価値観の不一致の壁にぶつかり離婚がよぎっている方は、ぜひともパートナーのルーツを探ってみることをオススメします。これによって、パートナーを理解し許すことができるかも知れませんから!