「ブログ記事のリサーチ方法を知りたい。どうすれば、勝てる場所が見つかるの?」
そんな悩みにお答えします。
当記事を読めばブログ記事のリサーチ方法がわかります。
個人で勝てる場所を見つけるのがこれからのSEOで大切ですよね。
この記事の内容は次の通りです。
- ブログのリサーチ方法『初心者でも検索10位以内を目指せる』
- ビッグワードではなく、3単語の『スモールワード』から狙う
- 新しい情報は即上位獲得が可能
- ドメインパワーが弱ければ1記事で戦わない
- まとめ
『アクセスが伸びない・・・もう半年も運営しているのに・・・。』
という人は以下の内容を考えましょう。
① 3語の組み合わせのスモールワードで上位を狙う
② 競合の弱いワードを狙う(企業が少ない)
③ 狙ったキーワードで5記事を1まとめとし、内容を重複させずに書く
④ 1記事3,000文字ほど
これを元に解説していきます。
ブログのリサーチ方法『初心者でも検索10位以内を目指せる』
ブログ初心者に実践して欲しいリサーチ方法は以下の2つだけです。
- 狙ったキーワードでどういう記事に需要があるのか確認
- 検索上位に法人、物販会社、強いブログがいないか確認
SEO的なツールを使った方法もあるんですけど、私はよほど狙ったキーワード以外は必要ないと思ってます。私も検索10位までの競合をサっと確認するくらい。
それよりはどんなキーワードを書くのかの『キーワード選定』に時間を書けています。
リサーチ① 狙ったキーワードでどういう記事に需要があるのか確認
ブログ初心者の多くが『ユーザーの検索意図』を外してます。狙ったキーワードに対してどういう記事に需要があるのか確認できていないからです。
例えば『ヘッドフォンの選び方』というキーワードを狙うとします。
私がざっと調べたところ、以下のような状況となりました。
- ヘッドフォンの種類やスペック解説 5つ
- ヘッドフォン解説のまとめ記事 4つ
- ヘッドフォンのランキング記事 1つ
ユーザーは純粋に『ヘッドフォンの種類や用途別の選び方』が知りたいことが分かりますね。
つまり、ヘッドフォンの選び方の記事を書く時に『お勧めヘッドフォンコーナー』を作っても需要が少ないことがわかります。
次に「オーシャンズ」というキーワードを狙うとします。
これで検索するとメンズファッション雑誌『OCEANS』が1位となり、それ以外は映画『オーシャンズ』の記事になります。
だからメンズファッション誌オーシャンズを勧める記事を『オーシャンズ』というキーワードで書いても厳しいかなーと判断できます。
ここがポイント!
あなたの狙ったキーワードは『比較』『手順』『情報』など、どの内容のキーワードですか?
これを考えましょう。
リサーチ② 検索上位に法人、物販会社、強いブログがいないか確認
あなたが狙ったキーワードの検索上位に『法人』『物販会社』『強いブログ』はいませんか?
法人(co.jp)が強いのは当り前。さらに言えば、法人が運営している.comドメインのメディアも強いです。
物販会社ならAmazon・楽天が強敵。価格.comも最近は強いですね。
それからアフィリエイターのブログ。ツイッターで見かけるような人たちの個人ブログとは戦わない方が良いです。Amazonレベルで強いです。
リスティング広告が多いのもNG。それだけ検索上位が取られちゃいます。
ブログ初心者ほど誰もが思いつくワードで戦ってます。
洞窟の宝箱から見つかる強力武器じゃなくて、近場で売っている武器(銅の剣とか)で強敵と戦うって無理じゃないですか。あなたがやってるのはソレです。
『法人』『物販会社』『強いブログ』が3つ以内なら書いてもOKなキーワード。そうじゃなかったら逃げましょう。まだ戦うには早いです。
ポイント
『アクセス数』というキーワードと『アクセス数 上げる方法』というキーワードは別物です。
『ヘッドフォン お勧め』と『ヘッドフォン ランキング』も別。内容は似ていても、キーワードとしては独立しています。これも覚えておきましょうね。
『ヘッドフォン お勧め』なら1つのヘッドフォン紹介記事でも伸びそうですが、『ヘッドフォン ランキング』なら複数のヘッドフォンを順位付けしないとダメそう。
ビッグワードではなく、3単語の『スモールワード』から狙う
検索上位に法人やAmazonのいないキーワードは基本的に『3単語』です。
(もちろん、そうじゃないキーワードもあります。そこはご自身で確認して下さい。)
えっ!?3単語のキーワードなんて誰も検索しないし、クリックもされないんじゃないの。
って思いますよね。
大事なのは3単語キーワードで検索上位を取って、少しのアクセスを稼ぎ続けることです。これが評価につながって『3単語狙いの記事が2単語で検索上位』とかになります。
記事の本格的な評価は2~3ヵ月後に分かります。それまでは低アクセス状態。そこから徐々に伸びていきます。
だから初動は3単語の上位狙い。それで良いんです。
ビッグワードも『スモールワードの獲得の繰り返し』で狙える
ちなみに『1単語や2単語のビッグワード』もスモールワード獲得の繰り返しで狙えます。
ブログの初期はドメインパワーがありません。あなたのブログの評価そのものが低いので、古いブログの適当な記事にも負けちゃいます。
ドメインパワーを上げるためにもスモールワードの上位獲得を繰り返しましょう。
私も特化ブログで1単語のビッグワード1位を獲得した経験があります。その記事は単なるランキング記事。なのに取れちゃったんですよね・・・。
気付いたらサジェストもほぼ全て独占状態でした。
(現在はアップデートでAmazonや楽天に抜かれてます、残念。とは言え上位にいます。)
新しい情報は即上位獲得が可能
Amazonのオーディブルという『本を聴くサービス』が開始されましたね。これをいち早く記事にした人は『登録方法のまとめ』とかでも1日1万円くらい稼げていました。
新しい情報ならまだネットに情報がありません。
ドメインパワーの弱いブログでも即上位獲得が可能です。
新サービス・新技術を探す情報網が必要
新サービス・新技術を探すための方法はブログとは全く別物。
- 購読雑誌を増やす
- 新しい場所(最先端のモールなど)にオープン同時に行く
- モデルが食べているものをインスタで探す
などの方法が必要ですね。
でも、雑誌に書かれるのも既に遅い情報なので、ツイッターやインスタなどのSNSで『その道の権威の人』をフォローして情報獲得するのがお勧めです。
だからモデルさんやセレブの食事って凄くイイネされたり読まれます。
(ネットで見つかる情報をまとめても評価は上がりせん。グーグルは常に新鮮な情報を求めてます。あなたなりのオリジナリティが必要です。)
ちなみに私は『自分で発見する』『研究する』という方法を取っており、オリジナルな内容の発信を目指してます。
ドメインパワーが弱ければ1記事で戦わない
ドメインパワーが弱い時ってブログが読まれなくて不安になりますよね。
そういう時は『1記事で戦わないこと』を考えましょう。
あなたはブログ初心者です。1記事に情報を網羅するにもテクニックが必要。そういうライティング技術もありませんよね。
だから『まとめ記事』を作りつつ1人のユーザーを長く滞在させる戦略を取るべきです。
1キーワードに対して5記事を1単位で書く
『ヘッドフォン 選び方』というキーワードを例にします。
- ヘッドフォン 選び方 イヤホン
- ヘッドフォン 選び方 オープン型
- ヘッドフォン 選び方 密閉型
のように、キーワードに続く単語を変えて記事を書きます。最終的に「ヘッドフォンの選び方。用途にあった1台が見つかる5つのコツ」みたいなまとめページを作ります。
このまとめページをサイドバーや各別記事からリンクしてユーザーの回遊率を上げていきます。
内部リンクのつながりがキレイであり、ユーザーの動線も分かりやすければグーグルからの評価も上がります。
まとめ
ブログ記事が伸びるかどうかは記事を書く前の準備で決まってきます。
グーグルの評価って『グーグルが考えたそのキーワードの需要』ですからね。あなたがどんなに良い内容を書いてもキーワードに対する答えが間違っていたら圏外です。
当ページの内容をこれからのブログ運営にお役立て下さい。