SEOに特化したブログ記事の9つの方法とは!

検索エンジン最適化(SEO)がマーケターにとって非常に重要であるのはもはや常識です。ただGoogleがアルゴリズムを頻繁にアップデートすることもあり、SEOをマスターするのはなかなか難しいのが現実です。

何が重要で、何が重要でないのか。どれがベストプラクティスで、どれが時代遅れの手法なのか。すべてを把握して覚えておくのはほとんど不可能です。

おそらくこれは多くのインバウンドマーケターに共通する悩みではないでしょうか。そこでHubSpotが少しでも皆さんのお役に立てればと思います。

SEO Optimizeを使うと、ブログ記事の作成中にリアルタイムでどんなSEO対策をすればよいかが簡単に分かります。

対象キーワードに対して記事を最適化するにはどうすればよいか、記事内でうまくできているSEO対策は何かなどを一目で確認できるのです。

この記事の内容は次の通りです。

  • 1~2個のロングテールキーワードに絞る
  • メタディスクリプション
  • レスポンシブデザインを使用する
  • メタ情報の最適化を行う
  • canonicalタグを使う
  • 画像を最適化する
  • トピックタグを使いすぎない
  • 訪問者にとって役立つURL構成にする
  • 可能な場合は内部でリンクを張る
  • Googleのウェブマスターツールを使う

以下では、Optimizeで提供されているSEO対策の一部と、他に覚えておくべき最適化戦術を紹介したいと思います。

ただしこの記事であらゆるSEO戦術を網羅しているわけではりませんのでご注意ください。どちらかというとブログSEO改善のとっかかりにしていただければ幸いです。

1~2個のロングテールキーワードに絞る

ブログを書くときは、1つの記事にいくつものキーワードを詰め込まないようにすることが大切です。1記事につき1~2個のキーワードに絞るようにしましょう。

キーワードを絞ったほうが良い理由は、1)キーワードを不自然なほど頻繁に使っている記事は検索エンジンのペナルティー対象となる、2)キーワードを絞ることで記事の目的がブレないようにすることができる、からです。

もちろん1つの記事に複数のキーワードが入っていてもよいのですが、記事の目的は明確に設定して1~2個のキーワードの最適化に注力できるようにしましょう。

 ロングテールキーワードのほうが効率的な理由は、ロングテールワードで検索してくる訪問者のほうが有望な場合が多いためです。言い換えれば、適切なトラフィック、すなわちコンバートする可能性が高い訪問者を引き込むことができるわけです。

キーワードが絞れましたか?では、記事のどのあたりに入れるようにすれば、検索ランキングを上げることができるのでしょうか?キーワードを入れるべき基本的な場所は4つあります。

タイトル

ブログ記事のタイトルに、必ずキーワードを入れるようにしましょう。ただロングテールキーワードは25文字以内に収めるようにしてください。記事のタイトルは、検索エンジンと読者にとって、記事の内容にどの程度の関連性があるかを見極める最初のステップですから、ここにキーワードを含めることは必須です。

本文

本文では、普通の文章を書くペースで文章全体にキーワードを配置します。つまりキーワードは含めるべきであるといっても、あくまで自然な文章で、読み手にフレンドリーな形で含めるべきだということです。検索エンジンから、特定のキーワードでランキングを上げることだけを目的としてキーワードを配置していると見なされた場合、ペナルティーが課されます。そのため記事を書くときには細心の注意が必要です。

URL

 検索エンジンは記事がどんな内容なのかを判断する際にURLも参照しています。ですからURLはタイトルを反映したものにします。キーワードは必ず記事の内容に関連したものにしましょう。URLを短くする必要がある場合にも、キーワードは含めたままにするようにしてください。URLの構成の重要性については、後ほど詳しく触れます。

メタディスクリプション

これについても後ほど詳しく説明しますが、メタディスクリプションは、検索エンジンとオーディエンスにブログ記事の内容について情報を提供するためにあります。ですから、ここでしっかりとロングテールキーワードを使ってGoogleとオーディエンスに何に関する記事なのか明確に伝わるようにしましょう。

またコピーがどの程度「エンゲージングな」(消費者との絆を築ける)ものであるかどうかが、コンバージョン率を大きく左右することも忘れてはいけません。

レスポンシブデザインを使用する

レスポンシブデザインのブログは、どんなデバイスの画面にも適合します。つまりブログを読んでいるのがデスクトップであろうと、スマートフォンであろうと、タブレットであろうと、他のモバイルデバイスであろうと、サイトのフォーマットとレイアウトは変わりません。

そのため統一感のあるユーザーエクスペリエンス(UX)を提供することができます。ただレスポンシブデザインが重要なのはUXの観点からだけでありません。SEOにとっても重要なのです。

最近のGoogleの調査では、モバイルサイトでほしい情報がすぐに見つからないと、もっと読みやすいサイトを見つけるためにGoogleに戻る人が61%もいることが明らかになっています。この結果を見ても、一貫性のあるレスポンシブなサイトを構築することが不可欠なことが分かります。

レスポンシブデザインが重要なもう一つの理由は、URLが一つですむという点です。これはSEOにおいて非常に重要です。自分のサイトに向かって張られるインバウンドリンクが、複数の異なるドメインに分散してしまわずにすむため、インバウンドリンクから得られるSEO効果が一元化されます。そのためGoogleだけでなくSEOランキングにとっても役立ちます。

HubSpotのプラットフォームで作成されたコンテンツはすべて自動的にレスポンシブデザインになっていますので、HubSpotのお客様はご安心ください。

メタ情報の最適化を行う

メタ最適化は、実はメタディスクリプションだけに限られません。ここでおさらいですが、メタディスクリプションとは検索結果に表示される説明文で、そのコンテンツがどんな内容なのかを知らせるものでしたよね。

ですから、読み手に、探している情報とコンテンツが一致しているかどうか判断するための情報を提供するという重要な役割を果たしているわけです。

つまり、適切なブログ記事作成を行っているとすれば、メタディスクリプションは記事の内容を説明するものであるわけですから、そこにランキングを上げたいロングテールキーワードを含めることが必須であるのは自明です。

上記の例は、「writing a blog post(ブログ記事を書く)」というフレーズで検索した結果ですが、検索フレーズに入っている「write(書く)」という単語と「ブログ記事(blog post)」という単語が太文字で表示されているのが分かります。メタディスクリプションにキーワードを含めることが、検索結果で上位に来るためにいかに重要かが分かりますね。

HubSpotのお客様へ:SEO Optimizeでは、メタディスクリプション以外のメタ最適化におけるそれぞれの要素(およびすべてのアイテム)でSEOインパクトが計測されているのがお分かりになるかと思います。メタデータの最適化にはさほど時間はかかりません。ですからぜひすべての要素を最適化しましょう。

canonicalタグを使う

SEOのエキスパートが「ウェブサイトには重複するコンテンツがあってはいけない」と言うのを聞いたことがある方もいるかもしれません。しかし時には、サイト訪問者がサイト内をナビゲーションしやすいように、同じ情報をいろいろな形で記載することが必要な場合もあります。

サイト内に重複するコンテンツが存在し、その両方のページをライブにしたままにする必要があるのであれば、canonicalタグ(カノニカルタグ)を使いましょう。

canonicalタグとは、重複する情報を含むページのうち、最優先してインデックスすべきページを検索エンジンに対して指定するタグです。このタグを使うことで、重複ページ扱いされてペナルティーを課されるリスクもなくなりますし、最優先したいページが検索結果に表示されるようになります。

<canonicalタグの設定方法>

1.インデックスしてもらいたい最優先ページを選び、そのURLをメモする

2.インデックスされたくない重複ページへ行き、<head>セクションに、<link rel=”canonical” href=”インデックスされたいページのURL”/>と記述する

3.不明な点があればこちらのGoogleの手順に従う

画像を最適化する

ブログの記事は、SEO対策のテキストだけで構成してはいけません。分かりやすいコンテンツにするためには画像も活用しましょう。ただ検索エンジンが画像だけを検索することはないので注意してください。検索エンジンはaltテキストの付いた画像を検索しているのです。

その画像のaltテキストがどんなものかは、画像上にカーソルを当てると分かります。カーソルを当ててみると小さなポップアップボックス内に画像を説明するテキストが表示されるはずです。検索エンジンはこのテキストを使ってその画像がどんな画像なのかを判断しています。

以下の画像ではaltテキストが「related-search」となっているのが分かりますね。altテキストは検索エンジンに対して画像を翻訳するものだと考えてください。altテキストがなければ検索エンジンは画像を理解することはできません。

HubSpotのCOSでは、SEO Panelで画像が最適化されているかどうか確認することができます。これらの要素は他の最適化に比べると重要度は下がりますが、それでも必要であることには変わりありません(それに対応するのも簡単ですからやっておくに越したことはありません)。

トピックタグを使いすぎない

ブログコンテンツを整理するのにトピックタグは便利です。ただ使いすぎると逆に有害になってしまいます。類似するタグがたくさんあると重複コンテンツとみなされ検索エンジンで不利になる可能性があります。

こんなふうに考えると分かりやすいかもしれません。あるトピックタグを作成する際、そのトピックタグのコンテンツが表示される新しいページも一緒に作っていると考えるのです。

同一コンテンツに類似タグをたくさん使っていれば、検索エンジンはあなたがそのコンテンツをサイト内で何回も掲載しているとみなす可能性があります。例えば「ブログ作成」「ブログ」「ブログ記事」といったようなトピックタグは同一記事に使うには類似しすぎています。

これまで書いたブログ記事に類似タグが多すぎないか心配な場合には、この機会に整理してみましょう。まず自分のビジネスにとって重要と考えられるトピックで、互いに類似していないものを15~20個選びます。

そして記事にはこれらのトピックだけをタグ付けするようにします。そうすれば重複コンテンツによるペナルティーを心配する必要はありません。

訪問者にとって役立つURL構成にする

サイトのURLは、訪問者がサイトの構成やコンテンツを理解するのを手助けするような構成でなければなりません。また検索エンジンも、検索エンジンやサイト訪問者にとってページの内容が分かりやすいURLを好む傾向があります。

例えば、HubSpotのブログInbound Hubを見てみましょう。いくつかのブログセクションがあり、そのそれぞれに多数の記事が含まれています。

しかしURL構成が工夫されているので、訪問者は自分がどのセクションにいてどの記事を読んでいるのかすぐに分かるようになっています。HubSpotのブログを例に使って、適切なURL構成について詳しくみていきましょう。

  • まずは、http://blog.hubspot.com/というURLを入力してブログに行きます。
  • 次にマーケティングセクションに行ってみましょう。するとURLは少し変わってhttp://blog.hubspot.com/marketingとなります。セールスセクションに行った場合には、http://blog.hubspot.com/salesとなります。marketing(マーケティング)の部分がsales(セールス)に変わっただけなのが分かります。
  • 次に特定の記事を読んでみたいとします。「How to Do Keyword Research: A Beginner’s Guide(キーワードリサーチの方法:初心者ガイド)」を例にしてみましょう。記事のURLはhttp://blog.hubspot.com/marketing/how-to-do-keyword-research-htです。URLはmarketing(マーケティング)の後に短縮した記事のタイトル(how-to-do-keyword-research-ht)というシンプルな構成です。マーケティングセクション内の別の記事を見た場合、marketing/の後の部分だけが変化するわけです。

このようなURL構成にすれば、URL自体がナビゲーションの役割を果たし、訪問者は今サイトのどこにいて、どうすれば新しいページにアクセスできるかが簡単に分かります。こうすると、検索エンジンもURLを参照することでどんな情報が記載されているか判断することができます。

URL構成のベストプラクティスに関する詳細は、Mozのこちらのページに詳しく書かれていますので参考にしてください。

可能な場合は内部でリンクを張る

インバウンドリンクは、コンテンツの信頼性や関連性を検索エンジンに対して示すのに役立ちます。サイト内で別のページにリンクを張るのも同様です。例えば、別のブログ記事や電子書籍、ウェブページで触れたトピックに関する記事を書いたときには、そのページへリンクを必ず張りましょう。

それにより訪問者がサイト内に留まる可能性を高められますし、他にも信頼できる関連ページがあることを検索エンジンに示すことができます。

HubSpotのお客様は、Optimize内で内部リンクを張るよう促されます。下の画像を見てみると、内部リンクを張ることで全体的なSEOが改善されることが分かります。内部リンクを張ることは、SEOの改善につながるだけでなく、訪問者にもサイト内のコンテンツに関してより多くの情報を提供することができます。

Googleのウェブマスターツールを使う

SEOに関する情報収集に最適なのが、Googleのウェブマスターツール内のSEOセクションです。ウェブサイトの最適化を行うベストな方法ついて、皆さんが疑問に思うであろう点について答えが用意されていますから、ぜひブックマークしておくことをおすすめします。